株式会社マイルートプラス

心理学の観点からぬいぐるみを活用した販売促進等のアドバイスについて

 

こんにちは、株式会社マイルートプラスの伊庭です。

 

私はぬいぐるみ心理学®を開発し、

これまで4年間で1400名以上のお客様と関わって来ました。

 

お客様へのカウンセリングを行うことが大半ではありましたが、

心理学の観点からぬいぐるみを活用した販売促進やSNS等の発信について、

個人事業主の方や法人企業様へアドバイスをすることもありました。

 

 

そこで今回はこれまでのお客様の事例をもとに、

販売促進やSNS等の発信について取り上げ、

どの様なアドバイスを行って来たのかをご紹介します。

 

私のアドバイスの前提

 

私はぬいぐるみ心理学を活用し、

主に心理学の観点からアドバイスを行っています。

 

ぬいぐるみ(抱き枕や人形等も含む)を扱う企業、

あるいは全く関係ない店舗においても、

私のアドバイスを取り入れ成果を出されて来ました。

 

 

ですが私はお客様に、

必ずお伝えしていることがあります。

 

私がアドバイスを行う前提となる姿勢であり、

この姿勢に共感いただけない場合は、

アドバイスを実践しても望む成果が出ないこともあります。

 

 

◆短期的ではなく、中長期的な成果を目指すこと

 

◆お客様が安心できる関係性を築くこと

 

これが私がお伝えする前提となります。

 

 

確かに心理学の観点からのアドバイスを実践すれば、

短期的な成果を挙げることはできます。

 

ですが短期的な成果ばかりに目を向けてしまうと、

時に強引にお客様の心理を動かすことになってしまいます。

 

 

また私が専門とするぬいぐるみ心理学において、

実は「ぬいぐるみ」を活用することは

お客様と長期的な関係性を築く上で特に効果を発揮するのです。

 

なぜお客様と長く関係性を築く上で、

特にぬいぐるみが効果を発揮するのか?

 

理由をひと言でまとめると、

「ぬいぐるみを見ると無条件に安心してしまうから」です。

 

その背景を、心理学と歴史の観点から説明します。

 

 

心理学において、次の様なことが証明されています。

 

赤ちゃんは生まれて1歳前後までは、

母親のもとを自分で動き回ることができません。

 

ですが1歳前後になり、

自分で動き回れる様になった際に、

母親の次に愛着や安心感を示す対象が「ぬいぐるみ」と言われています。

※心理学の用語では「移行対象」と呼ばれています

赤ちゃんは母親に気を使いません。

泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑います。

 

そんな母親の次に愛着や安心感を示す対象がぬいぐるみ。

 

ぬいぐるみの好き嫌いに関わらず、

私達はぬいぐるみを見ると無意識の内に安心感を抱いてしまうのです。

 

 

◆どこかホッとしたり…

◆ぬいぐるみに触れたくなったり…

◆自然とリラックスできたり…

 

人間に安心感を感じさせる上で、

ぬいぐるみは非常に効果的だと言えます。

 

「いやいや、ぬいぐるみは単なる物ですよね?」

「安心感を感じるわけないですよね?」

 

この様に思われたかもしれませんが、

歴史を振り返ると、実はぬいぐるみは単なる物ではないのです。

 

 

ぬいぐるみの様な物は、古代エジプトの頃から存在したと言われています。

 

その頃ぬいぐるみは遊び道具ではなく、

呪いをかけるために使われていたのです。

※「呪いの人形」の様なイメージです

 

呪いをかける対象がぬいぐるみだったということは、

単なる物として認識していたのではなく、

魂を持った存在として認識されていました。

 

生きているかの様に見立てなければ、

そもそも呪いをかけるという発想は生まれないでしょう。

 

歴史上のぬいぐるみの出発点を振り返ると、

過去から現在にかけて、

ぬいぐるみを生きているかの様に見立てて来たと言えます。

ということで、

ぬいぐるみを販売促進やSNS発信等に活用すると、

お客様が勝手に安心感を抱いてくれるのです。

 

 

「何かホッとするからまたお店に来よう」

「さわり心地が良さそうで買っちゃった」

「ぬいぐるみを見たら急に欲しくなっちゃった」

「今度は家族や恋人を連れて来店しよう」

「気づけば1時間も店内を巡っていたな」

 

安心感を感じるからこそ、

ぬいぐるみを手に取る頻度が増えます。

 

ぬいぐるみの購入や購買意欲にもつながりますが、

店舗やネットショップ等の滞在時間の上昇にもつながり得ます。

 

あるいは安心感を感じるからこそ、

何度も訪れようという意欲が湧いたり、

友人知人を連れて来る可能性もあります。

 

短期的な成果につながらなくても、

3ヶ月、6ヶ月、1年、5年と中長期的に見れば、

お客様が勝手に愛着を持って関わってくれる様になるのです。

 

 

ぬいぐるみを見る機会が増加している時代背景

 

ここまで私がアドバイスを行う前提についてお伝えしました。

 

心理学の観点からも、

ぬいぐるみを効果的に活用することで、

お客様の心の中で自然と愛着や安心感が生まれる様になります。

 

 

実際、過去に1400名以上のお客様と関わって来ましたが、

ぬいぐるみと過去に1度も関わったことがないという方はいませんでした。

 

私達が1歳前後で愛着や安心感を示す対象がぬいぐるみです。

記憶にあるかどうかは別として、

誰しも1度はぬいぐるみと関わったことがあると考えられます。

 

 

また近年、ぬいぐるみに対する購買意欲は上昇傾向にあります。

 

一般社団法人日本玩具協会が公開したデータによると、

玩具の中でもぬいぐるみの市場規模は2016年度から2018年度まで、3年連続で拡大しています。

 

具体的には、以下の様な市場規模となっています。

 

・2016年度:23,411

・2017年度:24,999

・2018年度:26,269

※いずれも単位は百万円です

 

市場規模が拡大しているということは、

それだけぬいぐるみの購買意欲があるということ。

 

同時にぬいぐるみを認知する機会も増えたということです。

 

 

特に最近ではぬいぐるみの写真を撮影する

「ぬい撮り」と呼ばれる現象が2017年頃から流行しており、

インスタグラムで「ぬい撮り」と検索すると、

100万件近くの写真がヒットします。

※2019年8月26日時点

 

それだけぬいぐるみを持っている人が増え、

ぬいぐるみの写真を投稿することで世に発信していこうとする流れが強まっているとも言えます。

またフィギュアスケートの羽生結弦選手が

プーさんのぬいぐるみ好きを公言するなど、

男性著名人がぬいぐるみに関して語る機会も増えています。

 

この様に性別や年齢を問わず、

ぬいぐるみに関する認知は拡大していると言えます。

 

 

私が行ったアドバイス事例

ここからは実際に私がアドバイスを行った事例を紹介します。

 

なおお客様のプライバシーに配慮し、

店名や企業名は掲載しておりません

 

※事例については随時更新していきます

 

事例1:個人経営の古着店

 

原宿にある個人経営の古着店。

 

私自身も時おり通っていたのですが、

店長がぬいぐるみ好きということがわかり、

ぬいぐるみを活用した販売促進方法についてアドバイスを行いました。

 

アドバイスの内容と成果を簡潔にまとめると、次の様になります。

 

 

<私がが行ったアドバイス>

・心理学の観点から店舗にぬいぐるみを置く効果を伝え、実際に設置するぬいぐるみの種類と設置場所をアドバイス

 

(店舗入って正面に大きなクマのぬいぐるみを設置しました)

 

<成果>

・ぬいぐるみ設置前と比べ、売上が1.5倍増加

・女性のお客様が増加(カップルや夫婦での来店が増加)

 

 

具体的に解説していきます。

 

 

なぜぬいぐるみを置くのが効果的なのか。

 

先ほども説明したとおり、

私達人間はぬいぐるみを見ただけで無意識の内に安心感を感じてしまいます。

 

そしてお店に入って正面にぬいぐるみを置くことで、

「さわってみるだけで良いからお店に入ろう」という心理をお客様の中から引き出せます。

 

 

もちろん店頭に置いても良いのですが、

それではぬいぐるみに触れたものの、

店内には入って来ない可能性もあります。

 

外から見える様にぬいぐるみを設置し、

思わず店内に入りたくなる心理的な仕掛けを施しました。

 

 

また小さいぬいぐるみではなく、

非常に巨大なクマのぬいぐるみを置きました。

 

もちろん目立つからでもあるのですが、

私がぬいぐるみ心理学を開発する中で、

クマのぬいぐるみは特に安心感を生じさせやすいという結論にたどり着きました。

 

「テディベア」というぬいぐるみがある様に、

クマのぬいぐるみはぬいぐるみ全体の中でも特別な存在。

 

実際に生きているクマは怖いですが、

ぬいぐるみになると可愛らしいものがほとんど。

 

その一方で包み込んでくれる様な安心感があるので、

包容力や父性を感じやすいぬいぐるみとも言えます。

 

そして古着店ということもあり、

ぬいぐるみには古着を着せた状態で設置しました。

 

 

その結果、売上がぬいぐるみ設置前より1.5倍増加。

 

なぜ売上が増加したのか。

店長に尋ねたところ、女性客の増加を挙げていました。

 

以下、店長の声を紹介します。

 

=====ここから=====

 

ぬいぐるみを置く前に比べて、

カップルや夫婦での来店が増えました。

 

ぬいぐるみに目を留めた女性の方が、

「ちょっと入ってみようよ」という感じで、

男性の手を引き入店して来るのです。

 

これはぬいぐるみを置く前には

ほとんどなかった現象です。

 

店内には男女どちらの古着もあるのですが、

今までなら足を止めなかったお客様が店内に入り、

気に入った古着を購入されていく流れが生まれました。

 

=====ここまで=====

 

 

私のカウンセリングのお客様も

男女比が2:8となっていますが、

ぬいぐるみという言葉を聞くと

特に女性が反応を示しやすいと考えられます。

 

だからこそ女性の来店者数が増加し、

結果として売上増加につながったのでしょう。

 

ぬいぐるみを設置する効果を実感し、

店内に他にもいくつかのぬいぐるみを置き、

店舗のイメージと調和する形でぬいぐるみを活用しています。

 

 

事例2:ぬいぐるみの販売・修繕を行う企業

 

次の事例は「ぬいぐるみの販売・修繕を行う企業」

従業員が20名程の規模の企業となります。

 

先ほどの古着店の場合は、

ぬいぐるみを商品として扱っていませんでしたが、

今回の事例ではぬいぐるみをネットショップで販売したり、

ぬいぐるみの修繕を行う企業のため、

直接的にぬいぐるみを扱う企業の事例と言えます。

 

お客様のお話を聞き、

私が行ったアドバイスの内容と成果を簡潔にまとめると、次の様になります。

 

 

<私が行ったアドバイス>

・心理学の観点から、依頼企業がネットショップにて販売するぬいぐるみの魅力を訴求するための販促方法およびSNSでの発信方法についてアドバイス

 

・ぬいぐるみに興味関心を持つ人の心理背景を解説し、ぬいぐるみの修繕を依頼したお客様へのメルマガでのアフターフォロー方法をアドバイス

 

<結果>

・SNS発信やメルマガに対するお客様からの反響が増加

・ぬいぐるみの修繕の依頼が5倍増加(同時期にメディア特集もされたため、複合的な成果として考えられる)

 

 

具体的に解説していきます。

 

依頼企業はネットショップでオリジナルぬいぐるみを販売していました。

 

・なぜぬいぐるみを持つと良いのか

・自社で扱うぬいぐるみの魅力は何なのか

 

心理学の観点からアドバイスを行い、

販売促進時やSNSにおいて積極的に発信してもらう様に促しました。

 

 

また依頼企業はお客様からぬいぐるみを預かり、

修繕や洗濯をするというサービスを提供していました。

 

このサービスは1度で終わりではなく、

定期的に修繕の申込が期待できるということもあり、

心理学と絡めた上でぬいぐるみに関する知識を

お客様のアフターフォローとして情報発信してもらう様に提案しました。

 

サービスを申し込んだお客様限定のメルマガを発行されていたので、

「日常的に安心感を感じるぬいぐるみとの関わり方」など、

ぬいぐるみ心理学の内容を発信してもらいました。

 

 

その結果、

「SNSやメルマガに対するお客様の反響が増加した」

「ぬいぐるみ修繕の申込が5倍増加した」

という報告を受けました。

 

ただしぬいぐるみ修繕の申込増加については、

同時期にサービスがメディアに取り上げられたこともあり、

私のアドバイスだけでなく複合的な成果として考えられます。

 

 

事例3:小学校5年生のクラス運営

 

心理学の観点からぬいぐるみを活用した事例は、

何もビジネスだけに留まりません。

 

学校のクラス経営においても、

ぬいぐるみを活用することはできます。

 

 

「人間が勝手に安心感を感じてしまう対象」

それがぬいぐるみです。

 

小学校5年生のクラスを受け持つ担任の先生に対し、

私が行ったアドバイスと成果は以下の通りです。

 

 

<私が行ったアドバイス>

・クラスにぬいぐるみを置く様にアドバイス

・ぬいぐるみと関わる児童を観察する様にアドバイス

 

<成果>

・特に内向的な児童が安心して過ごせる様になった

 

 

私達はぬいぐるみを見ると、

無意識の内に素の自分をさらけ出してしまいます。

 

小学校も高学年になれば、徐々に思春期が始まります。

先生や親、友達に本心を言えず、

自分の中で抱え込んでしまう児童も出て来るでしょう。

 

そんな中でも、ぬいぐるみを前にすると、

癒されたり心を打ち明けられたり、

何でも自分の気持ちをさらけ出せる様になります。

 

実際にぬいぐるみに話しかけるわけではないものの、

まるでぬいぐるみと対話している様な感覚を抱き

心地良い安心感を抱くこともあるのです。

 

 

また学校によるものの、

1クラス40人近くの児童を受け持ってしまうと、

どうしても先生は全員の児童を細かく見切れない部分も出て来るでしょう。

 

そんな時にぬいぐるみがあれば、

先生が意識して関わらなくても、

ぬいぐるみを通してクラスに居場所や居心地の良さを感じてもらうことはできます。

 

 

実際、4月のタイミングで、

クラスの後ろ(児童のロッカーの上)に、

ウサギのぬいぐるみを1つ置いてもらいました。

 

朝の挨拶時に軽く紹介をし、

その後は基本的に後ろに置いておくだけ。

 

時おり先生がぬいぐるみを手に取ることはあれども、

必要以上にぬいぐるみの存在には触れずに学級運営をしてもらいました。

 

最初の1ヶ月はクラスの大勢が、

代わる代わるぬいぐるみに触れる様に。

 

次第に興味が失せて来た中で、

特定の児童が毎日の様にぬいぐるみに触れているのがわかりました。

 

 

その児童はどちらかといえば内向的で、

友達付き合いもそこまで得意ではなく、

先生にも本心をなかなか話せない様な子。

 

ですが休み時間や放課後など、

ぬいぐるみと楽しそうに触れる様になってからは、

クラスで心地良さそうに過ごしている表情を見せる機会も増えました。

 

「ウサギのぬいぐるみと遊んだよ!」と

先生に伝えてくれる時もある程でした。

 

 

友達関係や先生・親との関係など、

人間関係において多少なりとも気を使うことはあります。

 

ですがぬいぐるみは一切の気を使わず関われる存在。

 

その分だけ、特に人間関係が苦手な児童にとっては、

ぬいぐるみの存在が好影響をもたらしたと考えられます。

 

 

もちろん効果的だからといって、

教室の後ろに大量のぬいぐるみを置くのは逆効果。

 

子供達からはもちろん、

保護者からも変な目で見られるかもしれません。

 

 

最後に

ここまで心理学の観点から、

ぬいぐるみを活用したアドバイスについてお伝えして来ました。

 

もちろんぬいぐるみの活用方法はケースバイケースですし、

「私には合わない」と感じる方もいるかもしれません。

また効果を必ず約束することもできません。

 

個々のケースについては、

個別でお問い合わせいただければと思いますが、

私がアドバイスをする前提は、冒頭でお伝えした通りです。

 

 

「私達人間はぬいぐるみに対して無意識の内に安心感を感じてしまう」

 

この心理背景を活用しながら、

長い目で見て理想の成果が得られる状態を目指しています。

 

 

本記事の内容を受けて、

何かしら興味関心を抱かれた場合は、

お気軽に問い合わせをいただければと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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